丁寧な日々を送れない人間のスキンケア

私は別に子供を持っていない。ややこしい親や姑と同居してもいない。ブラック企業で働いてもいない。でも毎日ていねいな暮らし✳︎っちゅー奴ができない。いや、忙しくないから、毎日辛くないからこそできないと言うべきか。ちょっとしたことで夜更かししてしまうし、食生活も自分自身に非常に甘い。

しかしそんな自堕落な日々のツケは、必ず払わされることになる。女ってすごいよね。そういう生活や人生の匂いみたいなのが、如実に肌に現れる。私の肌は、はっきり言って汚い。若かりし頃のクレーター痕、うっすら見え始めたシミ、場所によってはすでに深く刻み込まれている皺。どんな人生送ってきたか、きっと美容に詳しい人なら一発で分かるはずだ。

茹でガエルと一緒で、毎日ちょっとずつの変化だから、そんなに意識することはない。でもある時、誰かの写真に写った私や、街角のショーウインドウを見てハッとするのである。もうこれは、おんなじように美容をサボっていた女子なら皆共感してもらえるのではないだろうか。手入れしていないと必ず枯れる。女の肌って、植物みたい。

そんな私が藁にもすがる思いで手を出したのが、blue clair(ブルークレール)だ。なんせあのシルク姉さんがつこてるのやで。あかんわけないやんか。と思ったけれど、実際は割といい値段する割には、効果のほどはハテ…?と首をかしげざるを得ない。

5年前くらいまではエクサージュをラインづかいしていたけれど、たまにヒリヒリして定期的に荒れていた。ちなみにこれが今のラインナップ。右上はミツイのシワコンクで、エクサージュをやめるころに何本か買いだめして、2-3年使っていた。でもこれも効果がいまいち分からんのよなー。母が昔使っていて、それをちょっと拝借した時に肌がぴーん!となったのを記憶していて買ったのだけれど、それは私が20代前半のとき。そりゃ何使ってもぴーんってなるよね。

それで、ヨロヨロとblue clairに移ったのが30歳過ぎたころ。それから4年くらい使っているけれど、これまた可もなく不可もなく。ただ私は肌が弱くて、度々皮膚科にかかるような人間なので、安心安全に使えるっていうだけですごく高ポイントなので惰性で使い続けている。

左下の申し訳程度にあるETVOSは、blue clairから浮気してみよっかなと思って頼んだお試しセットのクリーム。ETVOSは各所から非常に評判のいいブランドだけれど、私はこれもそこまで?という感じだった。特に化粧水はあんまり合わなかった。ちなみに、ファンデーションは毛穴落ち&崩れがひどくなった。

ずっとblue clairでもいいのだけれど、まあまあ高いんよね。効果の割に。そこで…、まあ、ついに私は原液美容に手を出すことに決めたんでした。

まず気になったのがこれ、基礎化粧品研究所のKISOシリーズ。なんかこの流れ、宣伝か何かのようだけれど、未だアクセス数20くらいのブログにそんな需要はもちろんない。そもそも大抵の商品が破格の安さだけれど、ここのところコスメを買い過ぎて素寒貧の私は悩みに悩んで、さっきようやくいくつかの商品をポチった。

安心安全の基準でいうと、私が頼んだ商品には水添レシチン・ステアリン酸グリセリル・ポリソルベート20とトリプルで界面活性剤が配合されているので、全く問題ないとは言えない。界面活性剤が何もかも悪いとは思っていないけれど、テスト結果では「非刺激-軽度の皮膚刺激を引き起こす可能性がある」と出ていることから、まれに皮膚刺激を受ける人がいるのは確かであり、それが自分に起こらないとは言い切れないと思っています。が、まあ試してみないことには分からないし。

あともう一つ気になったのが、トゥヴェール。こちらはフラーレンが気になっていたのと、現在石鹸落ちのUVパウダー難民なので、そのトライアルを頼んでみた。サイト見返していて思ったんだけれど、トゥヴェールでもっと頼むべきだったかな。こっちの方がKISOよりさらに宣伝が少ない。私は宣伝が少なくてパッケージが簡素な化粧品がすごく好きなのだ。なぜならそこにお金かけてないから。大体の商品はほぼ広告費と人件費でできているので、おしゃれなパッケージやSNSでのバズりほど意味ないものはないと思っている。

色々実験してみて、また結果が出たらリポートします。

BE ME.

自腹で買ったコスメを正直レビュー。デパコス、ドラコス、ナチュラルコスメ、国産コスメなどの狭間でゆらゆら揺れています。

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